身体のだるさや疲れ、肩こり、むくみ、顔色の悪さなど、慢性的な不調に悩んでいませんか?
実はそれ、すべて血行不良が原因かもしれません。
血行不良によって起こる慢性不調
- 肩こり
- 冷え
- むくみ
- 肌トラブル(くま、肌荒れ)
- 疲労・倦怠感
- 便秘
- 食欲不振
- 不眠・眠りが浅い
など
現代人の生活習慣はどうしても血行不良に陥る人が多いため、その原因を理解して生活を見直していく必要があります。
血行不良はなぜ起きる?
原因はさまざまですが、以下のような生活をしていると血行不良に陥りやすいと言われています。
- 運動不足
- 睡眠不足
- 偏った食事
- ストレス
など
心当たりのある人も多いですよね?まずは今ある血行不良を改善しつつ、生活習慣を見直して不調が起こりにくい体作りを目指していきましょう。
血行不良を改善する方法
1適度な運動
血行不良の大きな原因となっているのが運動不足。
とはいえ「スポーツをいきなり始める」というとちょっとハードルが高く感じる人もいると思うので、まずは一駅歩く、散歩する、エスカレーターやエレベーターではなく階段を使う、といった形で日常的に足を動かす機会を増やしてみましょう。
特にふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」とも言われ、心臓と同じようにポンプの役割を果たしている筋肉です。歩く、走る、ストレッチなどで意識的にふくらはぎの筋肉を動かすことが血流改善への一歩となりますし、適度な運動はストレス解消にも繋がるため、積極的に行っていきましょう。
2食生活を改善する
冷たいものばかりを食べている、同じ食材ばかりを好んで食べるなど、食生活の乱れが血行不良に繋がることがあります。
バランスよく食べたり、夏場でも温かいものを食べたりして、胃腸を冷やしすぎないようにしましょう。
体を温めてくれる生姜を積極的に摂ったり、根菜を煮た汁物などの温かいものを食べたり、葱やニラなど血液をサラサラにしてくれるアリシンが含まれる食材を適度に食べるようにして、体の中から血流を改善していきましょう。
3禁煙
喫煙は、血行不良のみならず、肺などの病気の原因にもなりかねません。
体のことを考えるなら早めに禁煙を検討しましょう。
4湯船に浸かる
誰でも自宅で簡単にできる血流改善方法が湯船に浸かる入浴法です。
体を温めるだけならシャワーでもできないことはありませんが、なぜ湯船に浸かるのが良いかというと、お湯による温熱効果はもとより、水圧によってゆるやかに血管が圧迫されることで血液の循環が促される静水圧効果があるためです。全身がゆるやかに圧迫されることで血液が循環しやすくなり、指先などの末梢血管が拡張することで、日頃冷えやすい足先までぽかぽかと温めることができます。
また水の浮力によって重力から開放されることによるリラックス効果を得ることもできます。
これらの効果を得るためにも、日頃シャワーだけで済ませている人も週に何度かは湯船に浸かるようにしてみましょう。
5マッサージ(もみほぐし)を受ける
マッサージは、揉んだり押したりと物理的な圧を身体に加えることで血行を促進する方法です。
セルフマッサージも効果がないわけではありませんが、やりすぎて痛めてしまったり、手が届かなくてちゃんとマッサージできていないこともあるので、プロにほぐしてもらうのをおすすめします。
プロの施術スタッフ(セラピスト)なら体の不調や血流が滞っているところを見極めて効果的にアプローチすることができるので、マッサージ後に身体が軽くなったように感じたり、血行促進効果によってよく眠れるようになったりと効果をすぐに実感している人も多く、短時間でしっかりと結果を出したい人にぴったりです。
とはいえもみほぐしによる効果は一時的なもので、また同じ生活を続ければふたたび肩こりなど慢性的な不調に陥ってしまいます。そうならないためにも、生活習慣を見直したり、定期的にマッサージに通うことで日頃から自分の体に意識を向けるようにして、血行不良になりにくい体づくりをしていきましょう。